グルテンは湿潤グルテンからできています。湿潤グルテンは水分を多く含み、粘性が強いため、乾燥の難しさは容易に想像できます。しかし、乾燥工程において高温で乾燥させることはできません。高温すぎるとグルテン本来の性能が損なわれ、還元性も低下してしまうからです。生成されるグルテンは150%の吸水率に達することができません。
そのため、製品を規格に適合させるには、低温乾燥でこの問題を解決する必要があります。当社が設計した乾燥機は、乾燥粉末を循環させてふるいにかけ、不合格となった原料を循環させて乾燥させる循環乾燥方式を採用しています。このシステムでは、排気ガス温度が55~60℃を超えないように制御され、自動温度調節器によって温度が制御されます。本機の乾燥温度は140~160℃です(温度はお客様ご自身で設定できます)。
温度が高すぎる場合、点火ファンは自動的に停止します。温度が3~5℃下がると、温度コントローラーが点火ファンの作動開始を指示し、乾燥製品の均一性を高めます。
投稿日時: 2024年9月12日